■ ID | 768 |
■ 種類 | 学会発表 |
■ タイトル | オゾンによる植物被害とその分子的メカニズムに関する研究−可視被害とオゾン濃度との関係− |
■ 著者 | 岡崎淳
千葉県環境研究センター 青野光子 (独)国立環境研究所 三輪誠 埼玉県環境科学国際センター 小川和雄 埼玉県環境科学国際センター 武田麻由子 神奈川県環境科学センター 小松宏昭 神奈川県環境科学センター 山神真紀子 名古屋市環境科学研究所 福田拓 鳥取県衛生環境研究所 須田隆一 福岡県保健環境研究所 中村朋史 東京都環境科学研究所 光武隆久 佐賀県環境センター |
■ 出版元 | (社)大気環境学会 |
■ 出版年 | 2009 |
■ 誌名・巻・号・年 | 第50回大気環境学会年会、平成21年9月18日 |
■ 抄録・要旨 | 近年、光化学オキシダント(オゾン)濃度が増加傾向にあり、その影響による農作物の減収などが懸念されている。そのため、オゾンによる植物被害の機構解明とともに、各地方自治体における植物被害の実態把握を目的として、平成18年度から国立環境研究所と地方環境研究所などが、アサガオ(品種:スカーレットオハラ)を用いて共同調査を開始した。この報告では、参加自治体におけるアサガオの可視被害の発生状況とオゾン濃度との関係について報告する。
オゾンによるアサガオ被害のパラメーターである被害葉率(被害葉数÷現存葉数×100(%))とオゾン濃度との関係を調べた結果、被害発生直前10日間の最高オゾン濃度と被害葉率との間に高い相関が認められた。また、日最高オゾン濃度が80ppbを超えると被害が発現することがわかった。オゾン濃度が高ければ、被害葉率も高くなる傾向があるが、被害と濃度との間には、ある程度のばらつきが認められた。 |
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